ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

石くだけて

今週のお題「私のアイドル」 砕石ってあります、アイドルってほどでもないですけど、魅力的。 それって、岩山を壊してバラバラになった石なんですがね。 石はさ、長い間いろんなところを旅するんだ。 ・・・きっと。 人の一生なんて石に比べりゃね、まばたき…

坂の上の赤い樹

僕は昔、近所を散歩していました。 今でも散歩はするんですが、その頃は定期的にね、歩いてたもんです。 いつも絵とか文字とかやっていますと、そのうち肩に重しをのせたような感覚になってまいります。 それで、そうなってきますと体がドンドン重たくなって…

赤い花だけある

僕の家にはサボテンがいて、こんな花が咲く、っす。 7月頃ね。 母が亡くなる前には、他にも花が沢山あったっけ。

ロゴ・ロゴマークの魅惑

私は、だいぶ若い頃、看板屋に勤めて、看板を作っていたことがあります。叔父が看板屋をしているもんですから、その影響が大きいです。 そんなこともあって看板が大好きです。 看板にはお店のロゴタイプが入ることが多いものです。 会社によってはロゴタイプ…

絵の練習

絵というものは画家の技術が表現に直結する。 それ故、自分の表現のために必要なトレーニングを必要なだけしなければいけなくなる。 絵描きは、ある意味アスリートなのだ、と思う。 アスリートは、目的の瞬間に最大のパフォーマンスを発揮するために日々のト…

色をデッサン

マチスも同じようなことを言われてましたが、色彩表現においてもデッサンが必要なのだ、と思います。 デッサンっていうのは僕の場合、トレーニングとしての素描のことを言います。 こんな感じで、ね。 沢山やって、出来が良いものがあれば作品にもなるでしょ…

核心をつく

俺の絵は芸術たりうるだろうか? 願わくば、自分の作品が誰かの心を少しでも豊かにする力のあらんことを。スーラージュは「画家の心理状態や彼の野心や彼を取り巻く環境が、作品の中に見出されるのならば、それはまだ芸術作品の核心に触れていないということ…

地面、凍てつきて

こんばんは。 お腹がお餅でいっぱいいっぱいのポヤンポヤンなシュンです。 ところで、今日は寒い朝でした。 仙台はですね、先日積もった雪がまだ残っていて、地面も凍てつき、吐く息も白くなりました。朝から絵を描きたくて、服をいっぱい着込んで

深いもの

常識とは正しい判断をする態度であり、教養はなくても、地面をほとんど離れない観念の世界で働くものです 最も直接、最も身近な現実にしか用のない人々には、常識がすべてを解決しますが、・・・・・・それを超えたところに目を向けるものには、ほとんど役に…

クラシックな抽象

色彩だけで展開される絵って大好きです。 何も無いところから始まって、勝手に世界が広がっていくようにも見える。 ネオンのような#色彩 #透明水彩 #watercolorpainting #colorfeel #抽象画 #絵画 # 自然がつくる世界のように、有機的に関連しあうように描け…

外形、輪郭、線

女性の持つ独特な柔らかな曲線は美しいと思う。女性に限らず、人体は美しい。私は絵を描くとき、まず、形に注意が向く。輪郭に。 ということで、こたつの上のジャムだの何だのを急いで描いてみようぜ。急がなくても良いけどさ。 自然にある形というのはすべ…

単色面に凹凸

凹凸のある面に単色に近い色が塗られる。そうして出来るものは色彩的に、凹凸のための影と単色の色という縦の変化だけなので単純に見える。けれど、凹凸が単色の不足分をカバーする。不足だと感じる色彩を補ってくれる。画面に凹凸がある場合、色は単色が美…

ゴッホのペン画

ゴッホのペン画の線というのは繊細というより、豪快に感じる。意思がハッキリしていて気持ちが良い。 それで、彼のペンの風景画を模写してみたんでした。 絵というのは、見たものを単純化やデフォルメして表現するときにこそ個性がにじみ出るように思う。 見…

ちかぢか春

2月の今の頃が仙台は一番、寒さが辛いのでした。 #俊一#shunichi #digitalart #digitalcolor #springcolor #abstractpainting #抽象芸術#春の色彩 それでいて、とてもしんどい今頃が一番、春を感じる時なのかもしれないなぁ (*´Д`)

あまおと

お題「今日の出来事」 寒い、寒い 夜明け間際の淡い青 カラスがくつろぐ電線 しとしとしと、とけむる雨 真夏にプールに飛び込み底に居て シャー! シャー! シャー! タイヤが水溜りを駆け抜ける音がする 遠くから

イメージと実感

たとえば、絵と写真、絵と物、あるいは絵と言葉を勇気的(有機的?)に組み合わせて「ひとつの印象」を形づくる、それを考えていこう。 そういった作品をつくってみようか。 そうだ、一つ一つを作品をつくるための部品とする。 作品を形づくるイメージ(また…

見える色、描く色

自分自身の色彩感覚が成熟していれば、感情の波の変化にかかわらず全ては美しく輝いて見えるものだ。 そう、自然の中の色彩は、雨の日であれ、晴れの日であれ輝いている。自分が描いた色が全体的に灰色がかって濁ってしまうことがある。 それは自身の色彩感…

大津波の遺産

よく見ると、最上階だけが無事だった。震災から二年目のある日。まだ、被災直後のように、そこに居る。 たしか南三陸町で、海から約1kmのところにそのマンションが建っていた。津波ってすごいな、と思う。代表的な地域にひとつづつ、

思考・思索の文章化

自分が思っている、あらゆる絵に関する考えを文章にしていこう。 それをもって、他人には自分の絵を理解するための材料にしていくことができよう。 自分には、後に至らない部分に気づくための材料にしてゆける。仏には経典の一文字一文字がまた仏に見えるの…

覚える五年

僕の場合、今日、覚えたことが当たり前に使えるようになるまで、五年かかる。他の人はどうなのだろう? 例えば、まず、これを覚えよう、と思い立つ。 それで百回くらい繰り返すと大抵は覚えてしまうものだ。 それが自分の体のどこかで醗酵して熟成されて、体…

思考の様式

思考は百人百様の様式を持っている。 人は思考する過程を常に新しく更新させながらパターン化する。 そのパターンを見えるように表現したものは思考の個性といえる、と思う。自分が作った何かしらを「作品」と言う時、それは思考の個性が表現されたもの、で…

配色のセオリー

色彩は突き詰めていけば配色が全てなのかもしれない、と思う。 色彩だけの絵、それは言葉も及ばない世界。 私にはそれが純粋に「絵」だ感じる。 色彩っていうのは説明しようとしても言葉にしがたいものです。 だから描きたくなるのかもしれません。描く前も…

コンパスで描いてみた

手持ちのコンパスで描いてみた。

眺める雪かき

誰かの働く姿を、遠くから見ている。 働く姿っていうのは、見ているだけで十分楽しいもんです。 頑張って働く姿は何より美しい。 何の仕事であってもね、それは、もう描くに値しますよね。

2005年現在の僕の家の居間

こんなに何も無いの? 何もないじゃないかー(*´Д`)

薬に紫

紫は気分を深いところに引きずり込んでいくような色に感じる。 気持ちをクールダウンして静かにしてくれる。 そして壊れた細胞を修復してくれる感じがする色だ。それは紫の性かもしれません。一般的に男は紫が好きらしい。女の人はどうなのかな。 紫は精神に…

自然のような存在

冬のこの季節に黄色を見ていると、ちょっと元気になります。 色だけの絵、好きです。よく描きます。 色彩だけの絵は、そこに表現されているもの全てが鑑賞者側の感受性にゆだねられています。 ただ、そこにある。それは、そう、自然のようです。自然は、例え…

理解のかたい作品

マーク・ロスコは「芸術家が自分にしか理解できない作品を作った場合でも、彼は一個人としての自分自身には既に何かを与えているのであり、それをもって既に現実の社会に寄与しているのである。 (私たちが食べるのは、自らの為でもあるが、それはまた社会の…

色心不二の表現

私は色彩で仏教の言葉「色心不二」を表現したい。いや、表現したい、というのとは違っているかもしれない。 色だけの作品を描いているうちに、塗っている色に影響されるし、知らないうちに色彩に感情が表現されていたりする。ああ、色彩作品と自分のこういっ…

色彩の自然

色彩は無限の広がりがあります。 私にとってピンクはあまり馴染みがない色なので最近よく使うようにしてるんです。色彩は考ようとしても理解しがたい分野だ。 色を見ても考えようが無い。 描いていてもそう思う。 計画が出来ない。それは、とりあえず全部一…