絵というものは画家の技術が表現に直結する。
それ故、自分の表現のために必要なトレーニングを必要なだけしなければいけなくなる。
絵描きは、ある意味アスリートなのだ、と思う。
アスリートは、目的の瞬間に最大のパフォーマンスを発揮するために日々のトレーニングを欠かさないものだ。
ところで、絵というのは基本的には三つの言語の複合体だ、とすれば。
一、色の言語
二、形の言語
三、奥行きや立体感の言語
この3つの言語でものを語るのだと考えます。
現代の絵画では、さらに不足を文字で補ったりします。
おおよそ、絵を描こうと思うと、これら三つの言語のトレーニングが必要だと思われる。