ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

2018-01-18から1日間の記事一覧

ボーっとしていたい

ボーっとしてると目がおかしくなってきて、こんな感じに見える瞬間があるもんです。 こういうのは絵になるかもね、と撮ったんでした。 こういう一見よくわからないのが僕は好きなんです。 目をこらしても結局よくわからない、ってところが良いよね。 これな…

画家の色

よく、画家を代表する色彩をもって、◯◯ブルーだの、◯◯レッドだのと画家の名前を前に付けて言われている。ひとつには、その画家が使う画材が誰も使わない特殊なものであれば、それもあるかもしれない。しかし、誰もが使う油彩や水彩を使用している場合にそう…

単色に溶けゆく色

色彩に個性が表現されるとしたら、それは配色にこそ現れる。 そういう個性の表現というのはバックグラウンドで動くOSのようなもので、つつましやかで、押し付けがましくなく、それでいて影響力が絶大、といった風で私は大好きだ。 配色というものには無意…

葉のリズム

ある日、生垣に茂る蔦を見ていた。 同じ形の葉があるだけなのに。葉ってグリッドに合わせたように配置されることは無いんだな。どういうわけでこの配置なんだろう?自然は無駄なことはしないものだ。それは無駄な動きが死と隣り合わせであることが多いからか…