ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

一文字の墨場必携

皇甫誕の長(欧陽詢)

長って大事です。 なんたら長、いかりや長〇とか、長い物には巻かれろ、などと沢山活躍するものですから。 まぁ、ほとんどの方が興味ないことかと存じますが。 それでは、やってこうぜ! とやって、これが118回目の長でした。 やっぱりな、あと少なくとも100…

皇甫誕の安

おはよー。ちょっとね、安心したいところでして。 夜中に悪夢でうなされるシュンです。起きたら肩が冷たくなってました。 お隣の国の唐の時代に欧陽詢(おうようじゅん)って人がいましてね、5世紀ころの人で。 初唐の三大家の一人と噂されてる方です。 今日は…

大って文字があります。 今は使われない篆書体の文字を見ていくと、人って文字より大って文字のほうが人みたい。 大#書道#漢字#japanesecalligraphy #筆文字#芸術

中身が違う国って

国って文字がありますね。 これは玉をぐるっと囲ってる感じです。 下の文字は僕が書きました。 狼くんが紙をグッと掴んでいてくれたので安心でした。 こちらは或をぐるっと囲んでいるタイプの国です。昭和初期とか、それ以前はよく日本でも使っていましたよ…

張猛龍の年

おはようございます。 闘志むき出しのシュンです。 今日は張猛龍碑をやっていこう。年も押し迫ってきましたので、年でいきます。 早速、さっそく。 これは162回目の年。ちょっと、点のうち場所が低いかもしれんて。もう少し上になるにはあと100回くらい頑張…

墳を書きながら思う(虞世南/孔子廟堂碑)

おはようございます。水たまりの氷を踏み壊すシュンです。 昨日に引き続き虞世南の文字を書いていこうかな。 これは266回目の正直です、いや墳です。世の中古墳がいたるところにありますからね。 まぁね、たった一文字書く間にも、書いた回数分だけ思うこと…

つらぬく文字(虞世南の孔子廟堂碑)

おはようございます。今日も昨日の気分が続いてまして、楷書モードです。昨日は欧陽詢でしたが本日は虞世南の孔子廟堂碑に。どちらかというと、こちらの方が正確に合ってます。表現が柔かくてほっこりしてきます。ただ改ざんされたというか、補修したという…

偉大な母ちゃん

おはようございます、シュンです。 母ちゃんの字を書いていきましょう! 篆書体でかいてみました、母。 この字は母ちゃんを絵で描いたような字だと思いませんか? もう乳首が飛び出てるじゃん。 本当は違うかもしれませんけどね。 篆書というのは絵に近い表…

炎でがんばろう!(欧陽詢の九成宮醴泉銘)

こんにちは、シュンです。 今日は朝から炎でがんばろうと思いまして、燃えています! さっそく、さっそく。これは1回目の臨書です。 欧陽詢の九成宮醴泉銘から炎の字を書いています。 欧陽詢って人は、まぁ、天才ですね。中国の唐の時代の初めごろに生きた人…

欧陽詢の化度寺碑(諭)を臨書しよう

こんにちは、シュンです。12月なのにこの暖かさは何なのでしょうね? さて、欧陽詢の化度寺碑の諭を筆ペンで書いてみようかな。手本にするのは二玄社から発行されている欧陽詢の化度寺碑(けどじひ)・温彦博碑(おんげんはくひ)を使いました。 僕は楷書…