炎でがんばろう!(欧陽詢の九成宮醴泉銘)
こんにちは、シュンです。
今日は朝から炎でがんばろうと思いまして、燃えています!
さっそく、さっそく。これは1回目の臨書です。
欧陽詢の九成宮醴泉銘から炎の字を書いています。
欧陽詢って人は、まぁ、天才ですね。中国の唐の時代の初めごろに生きた人だそうです。会ったことはありません。
彼の書く文字は細くて糸の張った緊張があって、キリキリ音が聞こえてきそうです。いや、見て書いていると間違いなく聞こえてきますよ。
きっと本人も厳しい人なんじゃないかと思います。
文字の形も背勢といって、内側に反ったように書かれていますから寒い感じがあります。
楷書ってのは、大変です。何が大変て、手本にした文字と自分で書いた文字をしばらく眺めて比べていかないと違いが分からないんです、見えてこないんですよね。
さすがに1回目に書いたのと見比べれば違いは瞭然としてますが、何度も書いてるうちにわけわかんなくなってきます。
とりあえず見比べながらドンドンやっていこう。
そのうち手本を見なくても近いところまで書けるようになってきます。僕的にはこの時点でスタートラインにようやく乗った感じです。ここからの道のりが長いんです。
僕の場合いつでもなんですが、手本を見ないでも手本と同じように何度でも書けるところまでたどり着く、というのが第1目標地点です。だから、厳密には手本とは違ったようになってしまいます。つまるところ、第1目標地点に着く頃には自分が自分の意思で書いたという文字にしたいんだな、うん。
今日は179回書きました。まだまだ、足りない感じはありますが、もう疲れちゃった。
ヘトヘトやー。