ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

古今和歌集

本阿弥切(いかがさき〜)古今和歌集457

2000年以降のこれからの時代、機械的にやれることは皆、機械化されてしまうし、順次されてきたのかもしれません。 機械的に考えることも皆、AIで処理されていくのだなぁ。そうなってきますと、人がやる仕事はたいてい機械化できて。そうしていくうちに機械が…

春の野に

先日、電車でお知り合いになった方からお便りをいただきました。 それで、お礼にと古今和歌集116番の春の歌を書いたんですが写真だけ保存して残しておきたい。 内容は以下の通りです。 古今和歌集116番 春の野に若菜つまむと来しものを 散りかふ花に道はまど…

おもひつつ(古今和歌集552)

★古今和歌集552 おもひつつ ぬればやひとの みえつらむ ゆめとしりせば さめざらましを

みわたせば やなぎ(古今和歌集56)

今日は朝から二玄社から出ている日本名筆選35の古筆名品集をやってました。 ★みわ多世は や奈支 さ久らをこ支ま世て みやこ曽者るのにしき奈利介る ★見渡せば やなぎ桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりける ★ここから眺め渡してみると、柳の緑色と桜の色とが混ざ…

我が君は千代に(古今和歌集343)

お題「最近気になったニュース」 いま沖縄や北海道で、合法的な中国侵略が大々的に進んでいます。 沖縄では琉球民族、北海道ではアイヌ民族を道具に「虐げられた少数民族独立だ!」と言って日本から沖縄と北海道を分断して中国へプレゼントしようと活動して…

夏草の上に茂れる(今和歌集462)

[https://www.instagram.com/p/BXWRRmqh2kc/:title= 本阿弥切と元永本古今集と足して二で割ってみるスタイルを模索中です。そういうのを自分のスタイルにしたい。 古今和歌集462「夏草の上に茂れる

思ひつつ寝れば(古今和歌集552と553)

本阿弥切れを書いてみようぜ! ダーマトグラフでやってこうぜ! 買ったばかりのダーマトグラフで愛しの本阿弥切を書いてみよう。でもね、買ったばかりで、もう折ってしまいました(T ^ T)ダーマトグラフは柔らこいのですぐ折れちゃいます。そう遠くない未来に…

雪のうちに春(古今和歌集4)

おはようございます。 もう乾いてどのくらいかな、3日くらい洗濯物を干しっぱなしのシュンです。 こほれる涙、って。こほれる涙、って!! こういう表現がグッときますよね。 古今和歌集4番。ロマンチックな歌ですねー。#書道 #仮名 #ひらがな #japanesecall…

古今和歌集562番(夕されば蛍よりげに)

夕されば 蛍よりげに もゆれども 光見ねばや 人のつれなき 紀友則 通訳 ( 夕方になると、自分の思いは蛍より燃えているのに、その光が見えないのか、あの人は素っ気ない) 仮名は横書きしていくと連綿が効かないね。 でもそれはそれで良いのかもしれない。 …

古今和歌集860番(露をなどあだなる)

露をなど あだなるものと 思ひけむ 我が身も草に 置かぬばかりを 真っ白な紙に筆で文字を書いて行くと無限とも言える広がりを感じる。 ひらがなの平安時代の古筆といわれるものは、たいてい小さく書いた文字が多いですね。 仮名にとってはその小ささが、世界…

古今和歌集104番(花見れば)

花見れば 心さへにぞ うつりける はいでじ 人もこそ知れ 古今和歌集104番#書 #calligraphy #instagramjapan #hiragana #かな #仮名#japanese 古今和歌集104番を解説したサイトを見つけましたのでご紹介します。 http://www.milord-club.com/Kokin/uta0104…

本阿弥切(古今和歌集589)

こんにちは、シュンです。 今日は得意の仮名を書いています。ぼくは本阿弥切が大好きです。本阿弥切というのは本阿弥光悦が愛蔵していたと伝えられることから名づけられました。 本阿弥切れは僕の性格に合っています。勢いに任せてどんどん書いていくところ…

君恋ふる(古今和歌集57)

古今和歌集572 君恋ふる 涙し泣くは 唐衣 胸のあたりは 色もえなまし あなたが恋しくて流すこの涙がなければ、唐衣の胸のあたりは赤く燃え上がってしまうでしょう、という歌。 「思ひ」という言葉は使われていないが 「燃ゆ」という言葉で 「思ひ」の 「火(…

わがせこが〜(古今和歌集25)

古今和歌集25 貫 之わがせこが衣はる雨ふるごとに 野辺のみどりぞ色まさりける(わが背の君の衣、洗い張る、春雨降る毎に野辺の緑の方は、色艶まさることよ……わが夫の、身と心、張る・春情、お雨降る毎に・色褪せ、野辺の女の見とりの方は、色情ますことよ)

ベースにしたい本阿弥切(古今和歌集569)

こんにちは、仮名大好きシュンです。 本阿弥切っていうのは、なんて字だ!と思う。 バランスが良く、力強くて、変に美しく見せようというところもなくって。 見るほどに惚れ惚れしちゃいます。 しかし、他の古筆と比べると癖が強いように感じます。人が書く…