ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

古今和歌集860番(露をなどあだなる)

露をなど  あだなるものと  思ひけむ  我が身も草に  置かぬばかりを

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真っ白な紙に筆で文字を書いて行くと無限とも言える広がりを感じる。

ひらがなの平安時代の古筆といわれるものは、たいてい小さく書いた文字が多いですね。

仮名にとってはその小ささが、世界の広さを物語っているようにも思えます。

小さな世界は目を凝らさなければ見えてこない世界です。

ちょっと離れると文字がアリンコのようにしか見えない。しかし、そんな小さな世界に命を費やすせるのが日本の民族性なんでしょう。

ひらがな=日本。ひらがなを発明する日本人ってのは凄いです。

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