ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

正岡子規

砂のごとき(正岡子規)

なんだかここ数日は涼やかで秋も近い感じか。 ということで、筆でグイグイいこう。 砂のごとき雲ながれゆく朝の秋 正岡子規

戸を叩く(正岡子規)

もう冬じゃないんです。 ★戸を叩く女の声や冬籠 戸をたたく 女の声や 冬ごもり。 この句は明治30年の作だそうです。 僕的には正岡子規の俳句は共感できるものもあれば、出来ないものもある。共感できないなぁ、というもののほとんどは状況が理解できないもの…

山吹や小鮒(正岡子規)

山吹や小鮒入れたる桶に散る 子規