ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

2018-01-31から1日間の記事一覧

静かな湖畔の森の影から

おはようございます。 新しい朝が来たシュンです。今ね、ラジオ体操しましたから。 仙台の南西の方の近郊に釜房湖ってあります。 夕方に車で、そのあたりを通りかかったのでした。 釜房湖畔で夕暮に暗くなるまで奮闘しました。A4くらいの大きさでオイルパス…

蚕飼いする人は古代(曽良)

こがひする人はこたいの姿かなそら「蚕飼いする人は古代の姿かな」曽良#仮名 #芭蕉#japanesecalligraphy #書道#kana#syo おくのほそ道にある句でした。 書っていう芸術の鑑賞においては、書家も努力した分、観る側にも努力を要求するもんです。 嫌ですねー。…

たけくまの松見せ(松尾芭蕉)

読んでもピンとこない句ですが、おくのほそ道の中で句の前後を読むとグッときます。。 たけくまの松見せまうせおそさくら「武隈の松見せ申せ遅桜」#芭蕉#おくのほそ道#書#かな#japanesecalligraphy #syo #kana #書道

夏草の上に茂れる(今和歌集462)

[https://www.instagram.com/p/BXWRRmqh2kc/:title= 本阿弥切と元永本古今集と足して二で割ってみるスタイルを模索中です。そういうのを自分のスタイルにしたい。 古今和歌集462「夏草の上に茂れる

愛すること

武者小路實篤は「自分の芸術を、愛なくして制作したものに対しては我らの愛も起こらないのだ。 真剣になって自分の生命を打ち込んでした仕事は、その人の本来の生命が知らないうちに画面に生き、それが見るものの本来の生命にふれ、そこに深い愛が起こるのだ…

脱陳腐

ゲーテは「芸術とは美であるよりもはるか以前に造形であり、しかも美術に劣らず、いな往々にしてそれ以上に真実であり、偉大である。 なぜなら人間のうちには造形的な本性が宿され、それは人間の存在が確保されるや、すぐさま活動を始めるからである。 心配…

簡単そうに描きたい

僕は色塗り絵をよく描くんです。 その色の絵は今のところ絵を描くにあたって必要となる原理原則の研究の表現である。 これは描く原理であって、何かを描くときにこそ役に立つものだ。 これを見せて誰かを喜ばそうとか、驚かそうとか、楽しんでいただこう、な…