ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

2018-01-19から1日間の記事一覧

広瀬川流れる岸辺

こんばんは。 正座してパソコンに向かうシュンです。 仙台には広瀬川という川が流れています。 広瀬川は、奥羽山脈の関山峠付近が源で、名取川と合流するまで約45kmにわたります。仙台の街中と青葉山の間をクネクネ流れていくよ。 その途中、仙台の街に入り…

ありがとう

みなさんありがう ありがとう。感謝するってなんだろう?。ひらがなカタカナは中国ベースだけど日本の発明品。中国ベースだけど中国には行き着けなかった昇華された別次元の世界だと思うんです。漢字を学べばその延長線上にひらがなやカタカナがあるから漢字…

書ってスローな芸術

文字は誰でも書けるものです。 文字を読めなくても、意味を知らなくても、辞書か何かを見て同じように書けば書けるんだ。 だから書はかんたんだ、と思う。 しかし、惚れ惚れする良い字っていうのは、なかなか誰でも書けるってものじゃない。 はぁ(*´Д`)、そ…

中身が違う国って

国って文字がありますね。 これは玉をぐるっと囲ってる感じです。 下の文字は僕が書きました。 狼くんが紙をグッと掴んでいてくれたので安心でした。 こちらは或をぐるっと囲んでいるタイプの国です。昭和初期とか、それ以前はよく日本でも使っていましたよ…

色ぬり絵を描く時の感覚

やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなりける。(古今和歌集 序) 自分の作品は、我が心を種として、無限に色の絵となってゆくかも。 色の絵を描くとき、瞬間的に心に感じる色を、日記を記すがごとくに描いてくことが多い。 あるいは誰かしら…

灯台のある海

夏の三陸、雄勝の海は青くて、蒼くて、碧くて。 青がいっぱいだ。そんな世界にひたって絵を描くっていうのは楽しい。そんな時、幸せだな、と思う。 キャンバスをセッティングして、油彩道具を入れた木箱を地面に置いた。中には筆が二、三本と細い刷毛を一本…

美しいということ

美しい、という。何かを見て、美しい、と思う。美しい。なんて曖昧な言葉なんだろう、と思う。 僕の、美しい。 それは自然の表現に似ているとき、そう思う。 自然は客観的に見て「美しい」という言葉に値するものが多い。それが作品の中に多少なりとも認めら…

冬のつつじ

家の周りにはつつじがたくさんあります。 まぁ、どこにでもあるものですがね。 冬の今の季節には遠くから見ると赤く見える。 ときどき雪が上に乗っかってたりします。 見ていると、どうも植物は熱があるようで、雪が積もって他は溶けてなくても自分に乗った…

耳を失くした人

耳を失くした人も描いてみた。

モザイクの男

一度だけ、モザイクで描いた絵の個展をしたことがあったっけ。 デジタルの時代だから、こんなのも良いかもな、と思ったのでした。 僕はオレンジが好きなんです。 それで、オレンジの絵にしました。 この人は、たぶん、髭がある男だ。

ぼやけた緑

おはようございます。 部屋を片づけたら、散らかしたようにしか片づけられなくてガッカリするシュンです。 ところで、僕の家には網戸が無いんです。 それで、網戸のあるお宅へお邪魔する機会がありましてね。 網戸越し見みるお庭もいいものだなぁ、なんて撮…

本当かな?

この世で一番繁栄している生き物、それは花でしょう? まったく、花ってのは、なんでこんなにも素晴らしいのだろう。 これを僕は作れない。育てることすらできない。水やりを忘れてしまうから。 花はそれだけで季節を表現している。 花は、たいていどんな花…

色彩の無限

この星はなんと色彩に溢れているのだろう。色は無限だ、と思う。配色の無限。色調の無限。基本となる色相、明暗、同時、寒暖、彩度、面積、補色の七つの対比の効果、錯視の効果。遠近感。 人が色で表現するところ、というのはつまり、何かしらの「情緒」なん…

視覚の種族

僕は自分を不便な奴だな、とよく思う。視覚の種族ですから見ること、観察することに特化した構造になっておりまして。色々と大変です。たとえば文字を読もうとすると、先ずは絵に見える。であるからして文章のごときは活字が好ましい、と思う。 活字なら何で…