ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

色彩の無限

この星はなんと色彩に溢れているのだろう。色は無限だ、と思う。
配色の無限。色調の無限。基本となる色相、明暗、同時、寒暖、彩度、面積、補色の七つの対比の効果、錯視の効果。遠近感。

人が色で表現するところ、というのはつまり、何かしらの「情緒」なんだろうな。

その情緒が印象として、すんなり感じられるとき、その色彩は、その配色は成功している。
色は、ただそこにある。僕は君が好きだ、と言葉にすると相手にも伝わるけれど。それを色にしたら分かってくれるかな?
色彩から受ける印象は観る人に委ねられる。自分自身が色を見てどう感じるか?という人それぞれの主観に。