ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

2018-01-13から1日間の記事一覧

アデュー

以前はよく、映画を一時停止して絵を描いたもんでした。 だから、模写に入るのかな? なんの映画だったのでしょうか? これだけじゃ、わかりません。ダンシングヒーローかもしれない、いや違うか。 それで、描いた絵を木のパネルに貼って格調高く仕上げてみ…

緊張をほぐす

人の体は緊張するとこわばって動きが鈍くなる。 そのために、ここぞ、という場面になると力を発揮できないことがある。その、ここぞ、という時のために準備しておく必要がある。 僕は真央ちゃんから緊張のほぐし方を教わった。馴れ馴れしく真央ちゃん、なん…

はやく、はやく火を

消防士さんはスゴイよね。 もう、10年も前に描いた絵なんです。水彩ですね。 なんでかな?覚えてませんが、火を消そうとする消防士を描きたかったんでしょうね。

男はカメラが好きさ

あんまり、機械ものって描くのは嫌です。 こちゃこちゃしてるし、細かいし、真っすぐな線も多いしで。 僕は、6年か7年くらい経つだろうか? 奮発して小さなデジタルカメラを買ったのでした。

明日のために描こう

マニェッリは「私の芸術は、つねに人から気に入られるものではない」と、 また「芸術は今日のためではなく、明日のためにあるのでなければならないのだ。」「いつも二種類の絵画が存在した。一つは根源的なものからなる絵画だ。もう一つは、副次的なもの、非…

電車で見る

もう、7年くらい前のペンで描いたスケッチを見つけました。自作の葦ペンで描いたみたいです。 電車の中で描いたんでした。 そういえば高村光太郎はこんなことを言ってましたっけ 「私は電車に乗ると異常な興奮を感ずる。人の首がずらりと前に並んでいるから…

色の絵問答

色ぬり絵を描きながら、何を考えてんでしょうね。問答的に答えてみよう。 色と同時に形も考えるんですか?形は成り行きです。色によって必要な大きさが微妙に変わるので、形は変化していきます。色と形どちらが優先とか有りますか?色が先でしょうね。形はど…

誰かの日常(ある橋のたもとで)

いつでしたかね、仙台の長町界隈をプラプラ歩いたことがありまして。 5、6人くらいでしたかね。 その時の一場面です。 何をしてるんでもないんです。 オイルパステルで小さなF0くらいの紙に描いたものです。 オイルパステルっていうのは通称クレヨンです。ク…

足って

2004年末あたりにボールペンとオイルパステルで自分の足を描いたんです。 なんだか、今見ると、さっぱり分かってないんじゃないの?!って恥ずかしくなってきます。でもね、この時のように今描こうとしても無理な話です。出来ない相談だ。 そう思うと、くし…

ある公園で

時々ね、街中に絵を見に出かけたりするものです。それで、いつだったか、何処かのグループ展である絵を見ました。 日本で一番人口が多いんじゃないかと思うから仙台に行くことが多いんですが、そこで仙台の大崎八幡神社を 中心とした八幡町界隈を描いた絵を…

仙台秋保のあたり

おはようございます。 金平糖をかじるシュンです。 仙台近郊に秋保(あきう)という温泉地があります。 そこに行く道すがら絵を描いたことがありあました。 これはF10くらいのキャンバスに描いているんですが、うーーん、スケッチしたって程度の絵です。 色…

色って色々と見えてしまう

色は色彩の体験の量、感情、錯覚によって、正確な色の見え方の度合いが変わってくる。色彩体験が少ない人は、勝手な脳の思い込みで見えた色を判断することが多いため、視覚的に色が正確に見えていないことの方が多いようだ。 たとえば、金赤だと思っていたも…

ラピュータ人

自分は鈍感だな、と思う。 寡黙な方だし、何かを話されても、その時はまるでピンときていない。 だから即答ができない。 まるでラピュータ人のようだ。ガリヴァー旅行記には彼らのことを「心は深い思索にいつも沈潜しがちなので、ものを言う器官と聞く器官を…

哲学の必要性

色彩の絵には哲学が必要だ、と思う。そのことの重要性を私はヨハネス・イッテン先生に教えていただきました。あるいは思想といってもいい。 先生の著書からは彼の精神の強力な思想によって初めから終わりまで貫かれているのを感じずにはいられない。その時、…

沈思

僕は芸術について沈思黙考する、それで、あるとき、沈思という題のボードレールの詩を見つけた。 おとなしくしなさい、わが苦悩よ、落ち着くことだ おまえは夕暮れを呼んでいた。夕闇は降りて、ここにある 町はほの暗い大気に包まれ ある者にはやすらぎを、…