マニェッリは「私の芸術は、つねに人から気に入られるものではない」と、
また「芸術は今日のためではなく、明日のためにあるのでなければならないのだ。」「いつも二種類の絵画が存在した。一つは根源的なものからなる絵画だ。もう一つは、副次的なもの、非常に巧みに描かれ同じように美しいが、美術史には何も寄与するところのない絵画だ。そう、何かをつけ加えることが必要なんだ!」と。
日ごろ絵を描いていて、常にその行為が自らの精神を高めるものでありたい、と思う。そうなると、誰かに気に入られるかどうかは、くそくらえ、だ。
絵を描くってことは生きるためにこそ必要なんだ。