ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

広瀬川流れる岸辺

こんばんは。

正座してパソコンに向かうシュンです。

仙台には広瀬川という川が流れています。

広瀬川の油絵


広瀬川は、奥羽山脈の関山峠付近が源で、名取川と合流するまで約45kmにわたります。仙台の街中と青葉山の間をクネクネ流れていくよ。

その途中、仙台の街に入り始めるところに、八幡町という場所があります。

 

そこは、国宝の大崎八幡神社がある場所でして、だから八幡町と言うのでしょうね。

そのあたりから見る広瀬川が僕は好きなんだ。

なんでだろう?よくわかりません。

上の絵では白く塗られているだけで、川に見えないかもしれませんが、上流から、こう、カーブして下流へと流れが見える場所です。

手前には家が並んで見えてね。

この作品は、僕の風景画の記念碑的なものだと思ってるんです。

今後、風景画を描くときには、こんな風に描いていこう!

これをベースにして、さらに発展させていこう、と決めたんでした。

なんだか、いい加減な感じに見えるでしょう?

そういうのが、僕は好きなんですよね。

点景の家とか、どうなってんのかな?と細かいところをよく見ても、家か何かわからなくて、絵から離れて見れば、まぁ、家にも見えなくもないな。みたいな表現。

立体感もなく平べったい感じだけど、遠近感も程よく感じられる風景画。

一見稚拙にも見えるけど、本当に技術が稚拙では描けないもの。

そんなスタイルを目指したい。