ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

三本の絵の具

昔、描いたもので、どうでも良いものが沢山あるもんです。

これなんかは、まさにそのようなもののひとつか。

絵の具を描いたペン画作品

何を見ても感動できなくなると、僕は目が泳いでくる。

それで闇雲にこんなのを描いたりしたのかもしれないなぁ。

見ればボールペンで描いた絵だ。

これは文庫本仕立ての日記帳を買ったけど、使いそびれて投げてあったんです。

それで、もったいないからと絵を描いたのだな、きっと。

まぁ、何にしても昔のことだから、細かな点はどうも思い出せないや。

 

これを描いていた時期から先、

 

絵っていうのは何の感動も無く描くっていうのは良くないな、と自覚するようになったと記憶しています。

なんでも良いから、何かしら感動して描かないとダメなんだな、うん。

感動がないとこの絵のように、どうでも良いように見える絵になってしまう。

今は、目をいろいろ訓練したこともあって疲れてなければたいてい、何を見ても感動できるようになりました。

いや何を見ても感動できるようになっった、というのは語弊があるかもしれない。

今いる場所で見ている風景から自分が感動できるものを見つけることができるようになった、というのが正確だ。