ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

誰でも描く絵

よく花を描く。

いかように描いても花の、ある一面しか見えない表現になる。

紫陽花の絵

一枚の絵で全てを表現することはできないんだ。

またするべきではないと思う。

一枚の絵で表現したいものはひとつだけにしたほうが良いと思う。

 花を描いているときや描いた絵を見て、

 

私は、ふとこう思う。

なんでこの花を描いたのだろう?何を表現したいのだろう?何に感動したのだろう?と。

表現の目的をハッキリ決めて、それを表現すべく表現できるようになりたい、といつも思う。しかし、どうしたら良いかよくわからない。

できるだけ、花を見て、その花の何に興味を持ったのか?何に感動したのか?を後から自分で見ても分かるように、はっきり絵として表現できたらな、と思う。

そして誰も描かない絵より、誰でも描く絵、花とか風景画でこそ個性を表せる自分でありたい。