ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

色の調和

色彩の調和は世界の調和である。

主観的に調和させるのは簡単だけど、客観的な視点に立って調和させるのは難しいな、と思う。

主観的というのは自己中心的ということだ。

客観的というのは自分の働きと周囲の反応を加味して考える、ということだ。

主観的調和は自分勝手でよく、

 

周囲に対する影響を考えずとも良い。誰にどう思われようとも関係ないものだ。

客観的調和を目指そうとすると、周囲の多くの思想と対話しつつ、個性が表現され相乗効果で成長できるようでなければいけないと思う。

色彩調和の中に普遍性を持たせるには客観的に調和させなければ生まれないのだろう。

一つの色はその隣の色味を変化させる。

片方の色の量が多くなれば、すっかり色が変わって見えるものだ。互いの良いところを尊重して相乗効果で個性を発揮できるようにすることだ。

そうしないと色の絵は支離滅裂で破滅を感じさせる印象になるのだなぁ。