ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

2018-02-23から1日間の記事一覧

青い雲、青い草原、青い気分

お題「起きて最初にすること」 日本の仙台からおはようございます。シュンです。 絵描きっていうのは起きたらまずは絵を描くんです。 でも、僕は文字も好きだから、起きたらまずは文字を書くこともよくありますけどね。 まぁ、起きたらまずは、絵か文字をや…

リーマンショック

今週のお題「ねこ」 昔、リーマンショックっていうのがありました。 2008年ころにね。 それをふと絵にしてみようか、

片手で天井を支える

自分世界発見

クレーは「世界観などというものは自ずから生まれ出てくるのだ。その世界観が決定的にどの方向をとるか、それはただ自分の意志によって決まるのではなく、すでに母親の胎内にいる時からいくらか運命づけられている、と私は思う」と。 自分の作品の世界観の端…

影響

マルセル・デュシャンは「画家として私は、他の画家よりは作家の影響を受ける方が良いと思った」と。 僕も賛成。絵の技術的な部分を学ぶ過程では多くの画家から影響を受けるものだ。 しかし、精神的な部分においては作家から影響を受け表現に生かせたら、と…

方向性

バルテュスは「私は、自分を表現しようとしているのではなく、世界を表現しようとしているのです」と。 作品には何かしらの方向性があれば良いのだと思う。 自分を世界とする表現の方向、何かしらの世界を垣間見た表現の方向など。何に関心があるのか?何に…

対話の道具

モーリス・ドニは「絵画が軍馬や裸婦や何らかの逸話である以前に、本質的にある秩序で集められた、色彩で覆われた平坦な表面であることを思い起こすべきである」と。僕もある秩序で集められた、色彩で覆われた平坦な表面である、という地点から出発したい。 …

色の調和

色彩の調和は世界の調和である。 主観的に調和させるのは簡単だけど、客観的な視点に立って調和させるのは難しいな、と思う。 主観的というのは自己中心的ということだ。 客観的というのは自分の働きと周囲の反応を加味して考える、ということだ。 主観的調…