ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

一条摂政御集(むかしわすれぬ~)

はい、こんにちは!シュンです。

 

最近はね、電車に毎日乗ってバイト先へ向かいます。

そういうわけで文字の練習も勢い電車の中ですることになっちゃいます。

一条摂政御集臨書

むかしわすれぬ
ゆみいたまうとてこ
もりてなむとのたま
へばおむな
わすらるゝ心はかくれな
きものをなるにあやな
いこもりぬらむ

・・・と書いてあるように読めますが、なにぶん電車の中で書いたこともあって本当にそう書いてあるのか?

甚だ疑問です。

電車の中で筆ペンで二玄社の一条摂政集の手本を見ながら書くんですが、筆先が自分の思うように走りません。揺れますからね。おまけにお隣にも前にも人がいて手も自由になりませんし。

しかしそこがね、なんだか楽しいです。

家に居て練習する時は想定外に筆先が揺れるなんてあり得ません。それが電車で書くというだけで想定外の展開ばかりが起こります。

不可抗力があっても、それなりに問題ない文字を書けるようになりたいと思う。さらには、それであっても個性が立ち現れてくるようなものを目指そう。