ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

愛用のクレヨン

お題「愛用しているもの」

僕が愛用しているものにクレヨンがあります。オイルパステルとも言います。

カランダッシュのネオカラーⅠというもので油性の硬いクレヨンです。

画材ネオカラーⅠ10色を描いた絵

上の絵はそれをこのクレヨンで描いた絵です。

これに限らず、僕が描いているオイルパステル画は全てこの画材を使って描いたものでした。
上の絵でも分かるように、ぼくは半分を折って裸にして広い面積をぬる用に使います。
僕はこれを使うようになるまでは、安いクレヨンを使っていました。

それで、

 

あるときもう少し高価なクレヨンってどうなのかな?と思いましてこの10色のを買ったんです。

発色の良さにビックリしたもんです。

同じシリーズで柔らかなものもあるんですが、ベタっと塗る感触が好きじゃなくて、こちらの硬いのにしました。

だって、ベタベタするんじゃ保存をいちいち考えなくちゃいけなくなります。

これは10色のセットなんですが、色の三原色であるシアン青とマゼンタ赤とイエローが入っています。

それを同じ程度の割合で重ねていきますと、ちゃんと黒に近い色になります。それが先ず素晴らしいと思わせるんですよね。

色を混ぜる基本が理解できるセットになっている、っていうのでしょうか。

ただね、日本人好みの色ではないなー、と思ったりしますが、10色だけですしスイス製ですからね仕方ないです。

日本人好みの色にしてしまうと、もっとくすんだ感じになるのかもしれません。しかし、そのようにしてしまうと僕のような奴には良いかもしれませんが大多数の人には馴染まなくなってしまいます。