ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

あふともなくて

ここ数日は、あ、こんばんは。寝起きのシュンです。

ここ最近ここ数日は、針切というのをやってました。

あふともなくて

「あふともなくて

やみぬるものならばなにを

このよの

おもひいでにせん」という内容です。それを筆ペンで書いたものです。

 

仮名を書いてますと、というか、古筆といわれるものを見ながら文字を書いていると日本の文化の深さに脱帽です。

そして書きつつも、その美しさに浸っていると幸せな気持ちになってきて。

芸術っていうのはさ、こういうものなのだな、と教えて頂く。

芸術っていうのは千年経っても風化しない強さと美しさを併せ持つものなのだなぁ。

それでいて、その時代を表現している。

それに触れると、その瞬間になんとも言えぬ感動が体を駆け抜ける。

いつか自分もそういうものを生み出す側になってみたい。

地団駄を踏んで何とかしたいと思ってみたところで、どうにも出来ない自分が腹立たしい。

それで、いつも途方に暮れています。