ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

77回行動展に向けて04

 なんだか休みなのに雨降りで晴れてほしいシュンです。夏ってより梅雨って雰囲気。

 前回の状態から、一見して絵が小さく感じるので大きならせんを追加しました。

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こうすると何故だかな、絵がひと回り大きく感じます。錯覚ですけどね。

黒が入ると絵に緊張感が出ますね、キリッとして。

さらに点描を気合をいれて描き込みました。以前にくらべて全体的に少し明るい黄色にしました。もう少し白に近づけようか思い悩みましたが、このくらいにしておこうかな。

はじめに描いたものが少し遠のきました。そのように見えます。

でもまだ少し何かもの足りないかな?

 

 月末には運送屋さんに搬送手続きをお願いするので8月半ばくらいまでには仕上げるつもりです。急がなきゃ、でも気力体力との相談もあるからね。とはいえ、8割くらいは完成に近づいた感があります。

 

 ところで皆さんはフラクタルというのをご存知でしょうか?

フラクタルというのは「図形の全体をいくつかの部分に分解していった時に全体と同じ形が再現されていく構造」のことです。

自分が作品をつくるときには、できるだけそのようなフラクタルになるように心がけています。それが自然の摂理であるように思うから。

自然の摂理に則って構築されたものには美しさが内在すると思うのです。

道端に咲く小さな花を見ていると、そう思う。

とても難しいことではあるけれど、たとえ何も知らなくても美しいと感じてもらえる、そんなのを一生に一つくらいは描けるようになりたいなぁ。