ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

あまつかぜ雲の(百人一首)

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仮名に限らず書って、めちゃくちゃ制約がありますね。

現在現時点だけなら、まぁ読めれば良いだけなんですが。

最近は読めない書を書いてる人もいます。でもそんなのを書くくらいなら僕は絵を描く派です。

その制約が沢山ある中において

 

個性を発揮する世界が書の魅力なんだと思います。一種のSMプレイ?。

#japanesecalligraphy #百人一首 #あまつかぜ #仮名 #書道 #syo

 

歌番号:012
 
歌の作者:僧正遍昭
 
歌の原文・読み
【原文】
天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ
【読み】
あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ おとめのすがた しばしとどめん
  
歌の意味・現代語訳
空を吹く風よ、天女が帰る雲の道を閉ざしてくれ。
もう少し、美しい天女の姿をこの目にとどめておきたいのだ。