ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

冬はジャグジーバス

おはようございます。

雪舞い散る日、これは大変だ、今日の仕事は大変だぞ、とうめくシュンです。

 

冬は寒くて、身体もカチカチに縮こまっちゃう。

それで、近所の温泉に行ったりします。

そこにはジャグジーバスに似たお風呂もあったりしてね、気持ちいいもんです。

それに似たもので、滝つぼがありますよね。

鳳鳴四十八滝の写真
僕は仙台に住んでいるんですが、そこから山形の方に国道48号線が伸びていまして、仙台から山形へいく途中、作並の少し手前に滝があります。

その名も鳳鳴四十八滝と。

 

四十八個の滝があるってわけじゃないんです。まぁ、川に沿って、たくさん滝があるってことですね。

上の写真がそれのひとつですが、とくに素晴らしいです。ジャグジーバスのようじゃないですか?!水の色が深い青色で痺れますね!

とくに今の季節、ブルブル震えながら滝つぼに浸かるんです。いやいや、そんなことはしませんけどね。

今の季節が、この滝を見る一番の時です。僕は毎年一度は行って堪能してまいります。

これが夏になりますと、草や木が生い茂って、滝はチロッとしか見えませんから。

 

滝がザーっと流れてて、ゴツゴツした岩肌との対比が絶妙です。これだけしか手元には写真が無いんですが、この前後にある一連の滝を10分くらい歩く間に見ることができます。しかも、国道沿いにあるので、車から降りたらすぐ、目の前に滝なんですよ。

この前後にある滝と合わせて上の滝を見ると、もうお腹いっぱいです。十分満足しちゃいます。

あんまり、すばらしいので、この季節、何度も絵を描きに来たことがあります。動く水というのは、何度描いても、描いても、見え方が変化します。たぶん、頭の情報処理の仕方が気分で変わるんでしょうね。ですから、描くたびに発見があるものです。

鳳鳴四十八滝の滝つぼの写真

でも、この場所で真冬にじっと佇んで絵を描いていますと、もう体も芯から冷えて、手は動かないし、このまま死んじゃうんじゃないかという気持ちになってきます。人によっては、何か悟る人もいるかもしれませんが。

ですので、ご一緒に滝を描きたいという方がいらしたら、喜んでお供いたしますよ。ぜひ、ご連絡お待ちしております。