ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

らせんとラーメン

今週のお題「あったか~い」

 

だんだん寒くなってきました。

人肌に飢えている今日この頃、人肌に温(ぬく)めた日本酒でそこをしのぐシュンです。

 

最近「らせん」に興味がありまして。

これは下の図のAのように円を描く過程で方向性が加わるとらせんを形づくってまいります。

 らせんは平面的感覚で描かれながらも、できた「らせん」を眺めると立体的に見えなくもないですよね。らせんで身近にあるものだと何かしらのバネでしょうか。それをぐっと引き伸ばすとBのようになったりね、いろいろ変化します。

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それで適当にC〜Fのように描いてみました。

らせんはDNAを想起させるかもしれないな。あるいは、それに限らずらせんの形は色々思い起こさせます。ショックアブソーバーのバネや時間の経過、水や衝撃の波動とか。

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すこし、色の付いたボールペンで描いてみようか。

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それで、ちょっと大きな100号(161✕130cm)のキャンバスに油彩で「らせん」の色塗りをしてみました。

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どうでしょうか?良いかもしれないなぁ。

 それじゃこんどは小さいの、ってことでS4号(33.3✕33.3cm)で描いてみましょう。描いていると光の加減でなんだか目がチカチカしてきますな。

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なかなか「らせん」も楽しいなぁ。これからの時代は「らせん」だな、うん。

 これを描いて、しばらくしてからラーメンを食べに行きましょう、と知人に誘われて仙台から3時間、山形の海っぷちにあるラーメン屋さんへ。その名も琴平荘。

この日は塩ラーメンをいただきました。とても美味しかったです。

琴平荘外観 琴平荘塩ラーメン

 それでお誘い頂いた方から「せっかく行くのだから君の絵を持っていって飾らせてもらおう」という話になりました。

琴平荘のご主人にダメ元でお願いしてみたところ、快くOKを頂きまして玄関入り口付近に飾らせていただきました。ありがとうございます!

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お近くにお越しの際は是非おいしいラーメンを頂いて絵を見てやってくださいね。