ゴッホの風景画のもしゃ
ゴッホの風景はよく出来てるなぁ、と思います。
これは模写です。模写ですが、何かしら学ぼうという気持ちでね、描いたものです。
個性を表現していく、というのはどういうことかな?
これを模写しながら描いていて感じたのは、こういうことでした。
単純化する、抽象化する過程に個性が生まれるのかもしれないな、と。
2010年の十月にゴッホ展、観て来ました。運良く、東京に行けたんです。
ベッドのある絵の部屋が再現されていたり、モネやスーラの絵も観れましたし、ゴッホと親交のあった作家の作品もありましたね。
上のゴッホの素描を模写してみて、いろいろと考えて描いているのだなぁ、と感じました。
抽象画に近い風景画とでもいうのでしょうか?そんな風です。
ところで、ゴッホの油絵は色彩の感覚がだいぶ良くないと解らないのではないか、と思わせる絵が多いです。
私なんて、色の感覚が愚鈍な子供の頃は、まぁ、ひどい絵だな、と思ったものです。
絵のことがわかってくるにつれ、これは!と思うようになりました。とくに色のことを勉強するようになってから最近は。
国立新美術館にあった本物は、思っていた以上に光り輝いて感動した。すばらしい。