海っぷちから蔵王
朝8時半、僕は蒲生あたりにいて。
そのあたりから、西の方を見ると山が沢山見えますよ。
今日のように天気が良いと、南から北へと、蔵王から、大東山、泉ヶ岳、七ツ森まで県内の半分の山々を展望できます。
そこで、大まかに蔵王を描いたんでした、3Bの鉛筆でね。
そこは仙台の東の方にあります。
詳しく言いますと、仙台の街から東の方に仙台港あるんですが。
そこから、少し南下したあたりが蒲生(がもう)です。
蒲生では大まかに描いたんですが、
少し角度を変えて見ないことには、もう遠目ですから分からないところがあるもので。それで移動します。
さらに、その沿岸沿いを5キロくらいかなー、
南下していきまして川があります。
橋を渡ってすぐ、海に向かうと閖上港です。
海っぷちの油絵を描きたいな、と道具を持ってきました。
でも、今日は山なみが良かった。
車を路肩に止めて、とりあえず、蒲生での続きを鉛筆で描くことにしました。
蒲生で見たより少しだけ角度も変わりまして、あぁ、なるほど、ってところが結構ありました。
それでもだいぶ遠くてね、目も悪いもんだから、あんまりよく見えません。
外は寒いし、手は冷たくなってきて。
でも頑張りました。
このぐらい描いておけば、その気になれば油彩にも起こせるかな、ってくらいには。
これをきっかけに、ちょっと構想に時間をかけたいもんです。
それで蔵王の風景の油彩を一枚描きたいなぁ。
ただ、絵的に水平線の上に山を描くっていうのは、ダサいよな。
でも、まぁ、構図しだいか。
僕は、誰もやらないような絵で個性的でしょう?っていうのは簡単だと思うんです。
だから日ごろは、誰でもやれるような、ありふれた風景画をやる中で表現を磨きたい。