ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

2018-01-22から1日間の記事一覧

青い花が咲きそうで

こんばんは。 今日からなんだかなぁ、雪みたいな仙台のシュンです。 それで、近所をてくてく歩いてたんです。 これはだいぶ前に撮ったやつで春になってからです。踊り子ちゃんも居たりしてますから。 こんな風にはまだ成ってませんがね、青い花が咲きそうで…

料理という日常の芸術

日ごろ、誰にでも一番身近に感じられる芸術。 それは料理なんだろうな、と思う。私が料理する感覚は作品をつくるのと同じだ。 絵の具が食材に変わるだけで、やることは絵を描くこととなんら変わりない。そう思うと料理って芸術だよな、と。 近年では芸術の概…

パンチをくれてやる

お題「思い出の味」 僕はどちらかというと、文化系ですよね。絵描きっすから。 でも、運動しながら美を感じたいというお話しだそうですが。 それでしたら、パンを焼いてみましょうか。 これは1時間半から2時間で美的な体験ができる遊びです。 泥んこな手の方…

ある瞬間にパレットが絵に昇格する

絵描きはどうしてパレットを使うのだろうか。 それは色と色を混ぜ合わせて好みの色にする必要があるからだ。 私の作品にはパレットから出発し作品化したものがある。 たとえば、これ。みなさんはゴミのように見えるでしょうけどね、こんなのをあと千枚くらい…

八重さんは冬に絵を描く

おと年の冬だった。 朝もまだごく早い時刻に、八重は持光寺の講堂裏で、あの山茶花の前にかがんでいた。紬縞(つむぎじま)のくすんだ着物に黒い帯、髪は解いて背へ垂れているし、もちろん白粉も紅も付けてはいない。 ーー講堂の石垣の上に矢立硯と水を入れ…

誰かの日常(ある日の兄弟)

ネットで見つけた写真を見て描いたんです。 誰かの日常を写した写真っていうのは、不自然なところが見えて変だよね、と思ったりするんです。 まぁ、そういう不自然さが、描いていると新鮮に感じたりして。