留め金
最近は仕事先に電車を使うことが多いです。
電車はレールの上を走っていく乗り物で。
朝、駅のホームで電車を待っているとレールがよく目に入るもんです。
レールをよく見れば、すべてボルトで固定されているわけじゃありません。
レールに穴を開けてボルトを止めることはそもそもしてないようです。
それじゃ、どうやってレールを固定しているのかといいますと、2種類の留め金で固定されています。
ひとつは小さな鉄の板片でレールの足を上から押さえて、板片のボルトを締め付けていくようなやりかたです。
あとひとつは上のスケッチにあるようなスプリングの利いたクリップのようなもので固定されています。
僕は昔溶接工をしていたことがありました。
主に鉄で出来た箱を、鉄板から切ったり、曲げたりして溶接して作っていました。
こういう部品を見ると、その時を思い出す。
こういった部品は、大したことない物のようでいて簡単に作れないものが多いもんです。