ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

無骨な橋のある川

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平成30年(2018)4月19日(木)朝起きて、パソコンでジャズをかける。

ハービー・ハンコックのFloodを聴きながら、油絵の具の木箱を開いて準備する。

画材はこれに入るだけにして、とにかく簡単な荷物にしよう。そうでないと大変だ。

絵を描くのさえしんどい仕事なのに、その上重たかったらさ、やりきれないよ。

キャンバスはF4で良い、キャンバスクリップで2枚にしてもバッグに入るし。

とにかく、さぁ行こう。

僕はつい家を出る前から何を描こうか?だの、どんな風に描こうか?なんて考えてしまう。アホだ、だから神経衰弱するんだ。そんなのは現場に行ってからにしよう。疲れてしまうから、憂うなよ。憂う事など何も無いのだし。まだ病を引きずっているのかもしれんが、もう気にするな。

 

 

ふと外を見ると、ようやく空が白み始めてきた。古今和歌集と芭蕉全句集の文庫本も忘れず持ったし、さぁ行こう。

あんまり魅力的ともいえない橋ってあります。

阿武隈川って、福島県から来ている結構な長い川が宮城県の南部にあります。

そこの丸森町あたりで舟下りが出来ますところに、そんな橋がかかっているんです。

そこでね、4月ごろに絵を描いたもんです。春のうららかな気持ちの良い日でした。

 

これはF4号です。僕が外でひと息で描きあげようと思うとA4より少しだけ大きいF4号がちょうどいい感じです。

 

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