ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

手に見るリズム

黄金比を数列で表現したようなのにフィボナッチ数列というのがありますよね。
0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55........と、こんな風な数列です。

手のフィボナッチ数列の絵


よく見るものに手がありますが、そこにもフィボナッチ数列が見えます。とは言っても図で見ないと分からないかもしれないので、手を描いてみましょうか。こんな感じです、ね、フィボナッチ数列です。

これ、無理やりフィボナッチ数列に当てはめたんじゃないの?って雰囲気も否めませんが、今は忙しいもんですから突っ込まないでください。

 

絵を書いたり書をしたりしてますと普通、幾何学が気になるもんです。

 

絵描きは比例の中に生きている。

線を一本引いたからには、次に引く線は、先に引いた線に対してどういう関係になってんですか?

となったら、そうですね、今回は黄金比で展開したほうが美しいよね。いや、気にしなくてもいい、何てことがよく起きるんです。描くもの全てに一つ一つ自分で秩序を定義していかないと世界が成り立ちませんから。

文字の場合は、もっとシビアで書いている時に比なんか気にするゆとりは無いんです。けれど体に前もって染み込んでなくちゃいけません。

 

黄金比はこの長さに対してこの長さは約5:8で比例しています。みたいな展開ですがフィボナッチ数列は、昨日の数と、今日の数を足すと、明日の数になります。って感じで。

何言ってんでしょうか?わけわかんないですね。

 

フィボナッチ数列黄金比とも密接に関係してまして、同じように動物の成長の比率にも当てはまるといわれています。

 

昨日1ミリ成長しました、今日も1ミリ成長しました。明日は2ミリ成長するでしょう。

ある植物は昨日は5センチ伸び、今日は8センチ伸びました。明日は13センチ伸びるでしょう、みたいな。

これはもしかしたら成長のリズム、リズムの数列と言っても良いのかもしれませんよ。