ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

ジムニー乗ってどこまでも

僕の車はジムニーだ。

山形の野菜屋さんで売っていた。

メーターも10万キロ近くになってましてが、これくださーい、ということで買ってきたのでした。

ジムニーの写真

2018年現在で5年か6年くらいになりますでしょうか。

僕はあまり車のことは詳しくありませんが、車検くらいは自分でやってきます。

 

自分で車検を取りますと、まぁ、4万もあればお釣りがきます。軽自動車ですから。

これはスズキの車でジムニーといいます。平成三年型です。通称赤いヘッドのJA11とよばれる型です。

オフロードが得意な車でして、ターボだし良い感じです。今でこそ良い感じだな、と思ってるんですが。

 

当時はお金がありませんで、頑張ってもこの程度の車しか買えませんでした。

今では、BMWでもベンツでも何でも乗れますけどね、いや無理ムリ。無理ですから〜

 

買った頃は車検が春までついていたのだったかな、一月後には車検だよ、という状態だったと思いました。

車検に持って行きましたら、バックランプが点かなくてね。バックランプの球が切れてるんだと思ったら違うんです。

これはギヤがバックギアに入った時にスイッチが入る仕掛けになってランプがピカピカするんですが、そのスイッチが壊れてました。

それから、バッテリーも弱ってたのでガソリンスタンドで交換してもらいました。

この車は車高がそもそも高く出来ています。

それで、人がひとりスルッと滑り込めるんですが、見たらマフラーが朽ちてて大変なことになってまして。もう、落ちそうになってるんです。

それで、車検をする人から、これじゃダメですよ。と、つっ返えされましたっけ。

落ちそうだから、針金で落ちないようにして、また車検場にもっていきました。

どうやら、針金じゃなくてガッチリボルトかなにかで、こう、ちゃんとしてないといけないらしいんです。そのあと、いろいろなんとかして、ようやく車検を通した思い出があります。

 

この車ね、自分が乗るまでは、こんな時代遅れのような車は乗りたくないなぁ、と思っていたものです。

カクカクしてるでしょう、丸っけがどこにもないんです。

昭和初期かよーって思ってたもんでした。

これがね、乗るとメチャクチャ楽しい車なんですよ。買って良かったと思いました。

 

もう、これから朽ちて土に帰るまで乗ってこう。