ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

指先を曲げる手の素描

こんにちは。

サボテンに水やりが得意なシュンです。

指先を曲げる手の素描

サインの後ろに04と見えますね。これは2004年を意味しています。

ひと昔も前に自分が描いたものを見ると、稚拙さに恥ずかしくなってきます。

 そうは言っても今、同じように描こうとしても出来るものじゃありませんからね、どんなものでも一所懸命描いたものは大切にしたほうが良いかもしれないな。と思うことにしました。

しかし、そういう稚拙さを感じたからには、なんとかしなきゃ。

ダ・ヴィンチ先生は「裸体の人々によってなされうる姿勢や身振りにおける肢体を上手に描くためには、腱や骨や筋や腕肉(ラチエルテイ)の解剖を知ることが画家には必要である。それというのも、さまざまな運動や力にあたって、いかなる腱もしくは筋がかかる運動の原因であるか、またもっぱらかのものを一目瞭然たらしめこのものを肥大ならしめるか知らんがためにほかならぬ。もっとも多くの人々はやっているが、素描の大家らしく見えるため少しの優美さもない材木同然の裸体を描く連中はあらゆる点においてそうではない。そういう裸体は人間の皮膚というよりくるみ袋を、筋骨隆々たる裸体というよりむしろひと束の蕪を見るごとき思いがするのである」と。

そうだ、筋や筋肉を学ぼう。