ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

棒を持つ感じの手の素描

こんにちは。

ちょっと寒くて手が冷たいシュンです。

棒を持つような手の素描

手はちゃんと描けるようにしたいのー。

何度描いても、描くたびに発見があります。

関節がたくさんあるので、動きが非常に複雑で。

ダ・ヴィンチ先生は「研究の順序----青年は第一に

 遠近法を学ばねばならぬ。次にあらゆるものの規矩(ミズレ)、次に立派な肢体になれるために、立派な先生の筆跡を。次いで習ったことの理法を確実にのみこむために、自然(の写生)。それからいろいろな名匠の手蹟を一時に見ること。次は実習にかかって芸術をつくる習慣をつけること」と。

手においても自然の法たる遠近法から逃れることはできません。

しかし、僕は手を描いていると、あまりに複雑なので遠近法を意識するゆとりが無いんです。

せいぜい、前か後ろか、上か下かていどでいっぱいいっぱい。

そのうちなんとか、ゆとりをもって描けるように頑張ろう。