ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

太陽光発電を買うってこと

エネルギーというのは他の追随をゆるさぬ一つの美だ、と感じるのは僕だけじゃないだろうと思う。

あの眩しすぎる太陽の熱と力。

太陽が無かたったら、草木も生えないし、そもそも地球すら無かったろうね。

太陽に限らず、小さなロウソクであってもよく見つめれば確かに美しさがそこにあります。

人類はエネルギーを作るために相当な労力を費やしてきたし、今現在も私たちは電気料金から再エネ発電賦課金として再生エネルギー開発の応援に、ほぼ強制的に参加させられていますよね。

それで、最近の技術では新しい太陽光発電について、どのくらいのコストをかけて発電しているのか考えてみたいと思うんです。

身近なエネルギーの

 

ガソリンは圧倒的で、爆発と言っても良いくらいのパワーがあります。ガソリンはエンジンと組み合わせれば物凄いパワーです。

しかし皆さんもご存知のように暑い晴れた日の太陽光から得られるエネルギーなんて、皿の上で卵も焼けない程度のエネルギーですよね。どんだけ電気にできるか?なんて雰囲気で分かりそうなもんですが元が取れるのかなぁ、元が取れるまで何年かかるのかなぁ、と計算してみました。


資源エネルギー庁の資料によれば、住宅用(10kW未満)のシステム費用は、現在でも下落傾向にあり、平成29年度は33.6万円/kWが想定されています。
例えば、住宅用のベースである4.2kWの容量だとすると、33.6万円/kW×4.2kW=141.1万円ということになります。
平成30年度の売電価格は以下の価格と発表されました。
 住宅用:26円/kwh(抑制対象地域は28円/kwh) 
 産業用:18円/kwh(税抜き) 

26÷33.6万円=0.000077
33.6万円÷26=12923.07
26円/kwhで買い取ってもらえたとして、元を取るまで12923時間かかるわけだ。
12923時間÷12時間(半日)=約1076.9日

1077日÷365=2.95年/kW

なんだか見落としがあるような気がしますが、もしかしたら3年くらいで元が取れるのかもしれないね。

たとえば上であるように4.2kWの容量だとすると、

3年×4.2/kW=12.6年か・・・。

通常元を取るまで12、3年かかるのだなぁ。

設置費用は基本前払いですからね。

僕なら12年分も電気料金を前払いするのは嫌だなぁ。十数年してようやくプラスになるってことですよね?嫌だなぁ。

 

永久にメンテナンスもしないで壊れないなら太陽光発電も良いかもね。

けど、外に放っておいたバケツだったり、その他色々なものの風化状態を見ていると、10年以上も雨ざらしにしてメンテナンスもせず壊れないなんて、まぁ難しいだろうなぁ。メンテナンスの手をかける度に元を取るまでの時間が増えていくとなると、単に電気料金を毎月払っていた方が良いような気もします。

十数年後からお金がかからなくなると言っても十数年て時間は長いからね。

どうなんだろう?

考えが及ばないことが多すぎて、そういうのは大抵予想通りにはいかないんだろうなぁ。

つまりはお金の使い道に困る人なら太陽光はおススメ!ということかな?