なんだかテキーラ5レポサド(アガベ100%)
おはようございます。
朝から飲んだくれてるシュンです。
お酒はなんだか錬金術で作られたものみたいだ。
その存在こそが美の結晶とも言えるものかもしれん、と思う。
それはダイヤのように光を放つ。
数日前まで、とっても美味かったバーボンのジムビーム・プレミアムが無くなって。
それで、ジムビームが欲しくて近所の酒屋、やまやに走ったんです。
それで、バーボンの棚を行ったり来たりしてジムビーム・プレミアムを探すんですが、無いんですよね。何で?何で?
それは、
仕入れていないからに決まってるじゃないか。
ジムビームはあるのに、プレミアムは無いん。
プレミアムが無いんじゃ、ということで今度はテキーラを飲むことにしました。
テキーラは初めてです、初体験。
テキーラも沢山ありましたが、まぁ、飲んだことが無いわけですから、何を買っても同じことです。
それで、音楽でジャケット買いする感じでさ、瓶の雰囲気で決めました。
カッコイイですねー。
しかも、飲んでみたら美味しいです。バニラの香りがして、すこし苦みがあって大人な感じです。
僕はお酒が弱いから、もっぱら水割りなんですが、すこし物足りない感じ。
カクテルにも使われる、というのも頷けます。
レモン汁を少し垂らすと、これはもう絶品でした。
テキーラの品質があまり良くなかった時代にはレモンと塩を舐めながらテキーラを飲んだようです。
つまり、テキーラにはレモンと塩が良く合うってことですよね。
ラベルを見ると、テキーラ5レポサドアガベ100%という名前らしい。
輸入者がやまやとなっているから、やまやだけでしか買えないテキーラなのかもしれません。
そもそもテキーラってどんなお酒なんでしょう?
飲んでみても、何から出来てるのかね、さっぱり分かりません。
それで調べてみました。
テキーラとは、メキシコのアガベ(アガヴェ)が原材料の蒸留酒「メスカル」のうち、テキーラ 5 州と称されるハリスコ州、グアナファト州、タマウリパス州、ミチョアカン州、ナヤリ州で製造されたものに限定された原産地呼称です。原産地呼称のお酒の例としては、フランスのシャンパーニュ地方の発砲ワイン「シャンパン」が有名です。
なるほどね、テキーラ5の5は5州の5なんですね。
アガベっていうのは何なんなのですかね? こんなのだそうです。パイナップルみたいな葉っぱです。
葉っぱをみんな削ぐと、こんな実があるんだね。実のように見えるので僕は実と言っているんですが、もしかしたら違うかもしれません。
アガベの樹液はハチミツと比較して甘いらしいです。
一般的にプレミアム・テキーラと呼ばれる100%アガベ・テキーラは、以下の諸条件を満たすものです。
- 1. 原材料にアガベ・アスール以外のものを使用しないこと
- 2. ハリスコ州(または生産現地)で瓶詰めしたものであること
- 3. ラベルに「100% de Agave」と表示すること
テキーラには透明なタイプと、ややゴールドっぽく色づいたタイプがありますが、これは樽熟成によって色がつくんだそうです。
テキーラ5レポサドアガベ100%はゴールドっぽいです。透明じゃありません。
商品名にあるレポサドとは何でしょうか?
どうも熟成の度合いによって呼び名が決まっているようです。それは次のようなものです。
- ブランコ Blanco(シルバー、プラタ、プラチナ、クリスタルなども同義)
オーク樽による熟成をしないもの。または熟成しても 60 日未満 のもの。
- レポサド Reposado(休ませたという意味) ※ゴールドは同義ではない。
最低 2ヶ月間 のオーク樽による熟成を経たもの。
- アネホ Añejo(熟成させたという意味) ※原音に近い「アニェホ」と表記されることもある。
最低 1年間 のオーク樽による熟成を経たもの。オーク樽は 600L 以下のサイズであること。
- エクストラ・アネホ Extra Añejo ※原音に近い「エクストラ・アニェホ」と表記されることもある。
最低 3年間 のオーク樽による熟成を経たもの。オーク樽は 600L 以下のサイズであること。
いろいろと、決まりがあるんですねー。
このお酒に感動している間に酒瓶の絵を描いておこうぜ。
このテキーラの瓶は凹凸が沢山あるので和紙をあてて鉛筆でこすったんです。
正面にアガベが描かれています。
これだけではちょっと意味不明なので、小さく酒瓶を筆ペンでスケッチしたのでした。
それでも、後から見たら商品名すら分からないかもね、ということで右に商品名も記しておこう。